青空 徒然なるままに 次郎

かなり過去に書いたものや、3、4年前に書いたものを綴っています、マッチしないと思いますあえて綴っていきます

2021-02-22から1日間の記事一覧

鏡の向こうにいるあなた

あなたは誰 どんな人 あなたは誰 どこの人 あなたはどんな顔をしているね あなたはどんな声をしているの わたしはあなたのことが知りたいの たとえどんなことでもいい どんな些細なことでもいい あなたのことが知りたいの 早く姿を見せてほしい 午前中の天気…

夢一夜

夢一夜 時代遅れの男がひとり路傍に咲いた花を見る可憐な花の美しさ見つめてひとひら手にとって花の匂いを嗅ぎよせる時が変わった月明かり明かりの速さに流れてく 風の速さに身を焦がしまわりの景色に浮かべても身動きできないひとり旅夢の一粒拾ってもはか…

ふるさと

ふるさと 春はあけぼの 穏やかな日に 遠き想い出胸に巡り ふるさとを思う 幼なじみのともがきや 父と母の面影が 懐かしき懐かしき わたしの故郷 いつまでもいつまでも 心の奥に浮かんでる 時の流れに流されて 故郷の町の景色が 移り変わる あの頃の町並みや …

春を待ちましょう

窓の外は冬模様木枯らし吹いて寒さが見える 部屋に籠ってあたためても 心が冷えて涙を誘われる 寒い朝はいやだから 寒い夜もいやだから 春の景色を見たいから 桜の花を見たいから 待ちましょう待ちましょう 春の季節を 待ちましょう花の咲く時期を 春まで春…

月夜に耽る

月夜に耽る 月の光が囁いて人の心を誘惑する深夜のドライブハイウェイ マイカー走らせマイウェイ夜の波間に身を投げて深夜の道路は人影なく道路網はひとりだけ 街路の歩道のネオン灯あやしく道路を照らしているひたすらマイカーと一体化して 道路は高速道路…

夜の慕情

夜の慕情 波止場の微か向こう方から霧笛がボーボー鳴り響いてくる 波止場のあたりの周辺はタンカー コンテナ船 漁船 汽船フェリー船がたくさん並んでいる 港の近くの防波堤が押し寄せる波を退けて灯台の放つ光線が周囲を見渡し円弧を描く 海の波も押し寄せて…

ひとりぼっちの旅人

ひとりぼっちの旅人 ひとりぼっちの旅人はどこへいくのかわからない ひとりぼっちの旅人はどうなることかわからない ひとりぼっちで旅をしてひとりぼっちで道を行きひとりぼっちで歩いていく 旅の中は五里霧中暗夜行路の旅の道 どこにも行き先は見つからない…